THE NEWZ Vol.15 日本語
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マレーシアにある避妊の選択肢早速ですが、皆さんは避妊をしようと思った時どんな選択肢があると思いますか。今回はマレーシアで認められている避こんにちは!現在、マレーシアのクアラルンプールにある大学で国際政治の基礎や世界で起こっている社会問題について学んでいる、溝口奈歩です。最近、友人と緊急避妊薬について話していて、日本とマレーシアの違いにとても驚いたので、今回は、マレーシアの避妊事情をメインに日本の避妊事情と比較しながらお話ししていきたいと思います。妊方法を6つ紹介していきたいと思います。で簡単に手に入ります。費用は一箱あたりRM6~RM15(約190円~約480円)です。レーシアでは低用量ピルを薬局で処方箋なしで購入することができます。費用は、一ヶ月分でRM30~RM 60(約950円~約1,900円)です。費用は、IUSが民間医療機関のみでRM800~RM 1,100(約25,000円~35,000円)、一方、IUDが政府医療機関の場合RM 80~RM110(約2,500円~3,500円)、民間医療機関の場合RM500~RM600(約15,000円~19,000円)です。方などがこの方法を選択します。費用は、政府機関の場合RM36(約1,150円)、民間期間の場合RM80~RM90(約2,600円~2,900円)です。ルと同様、月経困難症の改善も期待できます。費用は、政府機関の場合RM600(約19,000円)民間機械の場合RM800~RM900(約25,000円~29,000円)です。ことができます。費用はRM5~RM 20(約160円~640円)です。コンドーム日本では、最も選ばれている避妊方法ですね。マレーシアも 日本と同じように処方箋なしでコンビニエンスストアや薬局避妊薬マレーシアで認可されている低用量ピルは、エストロゲンとプロゲステロンが配合されているタイプと、プロゲステロンのみのタイプの2種類の低用量ピルがあります。そして、マ子宮内避妊具IUS(ミレーナ)とIUD(避妊リング)の2タイプの子宮内避妊具があります。これら二つの避妊具の大きな違いは、子宮内プロゲステロン放出機能があるかないかというところです。避妊においてはどちらも高い効果があります。また、子宮内プロゲステロン放出機能があるIUSには避妊以外にも月経量の軽減や月経困難症の改善にも効果が期待できます。避妊注射政府系医療機関もしくは民間医療機関で3カ月に一回プロゲステロンの注射を打つという避妊方法です。低用量ピルを使用するのと同様に高い効果がある為、ピルを毎日飲めない避妊インプラント医療機関で、プロゲステロンの成分が入った4センチほどのプラスチックを二の腕の皮下に埋め込む避妊方法で、避妊効果は99%と非常に高い上に3年以上効果が続きます。ピ緊急避妊薬基本的に、性行為後72時間以内に摂取する緊急避妊薬ですが、マレーシアでは処方箋が必要ないので、薬局で購入する13溝口奈歩 アパシフィック大学テクノロジーアンドイノベーション マレーシアの避妊事情

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