がん検診受診率 「健康管理が自己責任で医療費も高額」と聞くと、アメリカでは病気の予防や早期発見が難しいと考えた人もいるのではないでしょうか。ただ、その考えは全てが正しアメリカ日本 アメリカの受診率が高い理由は、がん治療にかかる費用が特定の保険適用が見込めるがん検診よりも圧倒的に高いため、主治医のアドバイスによって検査を受ける人が多いと予想されています。一方、日本では健康診断の受診率が高くても、健康診断の目的は「健康状態や病気の危険因子の有無を確認すること」とされているため、がんが見つかる可能性がある胸部X線を行ったとしても、特定の病気にかかっているかを調べる「検診」とは異なります。健康診断は受けているけれど、検診は受けない出典:大阪国際がんセンター「がん検診によるがんの早期発見」乳がん(50~69歳)80.8%41.0%いわけはありません。実は、がん検診の受診率はアメリカが世界トップであり、日本と40%以上も差があることが明らかになっています。子宮頸がん(20~69歳)大腸がん(40~69歳)84.5%42.1%人が多いため、日本とアメリカの受診率には大きな差があると言えます。 日本では基本的に無料で健康診断を受けられますが、それだけでは病気を未然に防ぐのには不十分です。アメリカで受診率が高い「検診」の重要性を理解し、検診を含めた人間ドックの利用を呼びかける必要があるように感じました。さらにアメリカでみられる顧問医と連携して健康状態の把握や改善を図る姿勢も取り入れるべきだと思います。72.0%45.9%4日本と諸外国のがん検診受診率
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