日本人の大腸がんとアメリカ人の 大腸がんの比率 大腸がんは死亡率2位であり、かなり深刻なガンの種類であります。特に大腸がんは15%を占めています。アメリカでは大腸がんになる可能性が4.4%です。したがって、日本人の大腸がんの割合は約3倍も高いです。 大腸の大きな役割とは? 大腸は、水分やミネラルを吸収し、便を作るはたらきをしています。食事をしてから便が排泄(はいせつ)されるまでは通常24〜72時間かかります。大腸の長さは1.5メートルほどで、盲腸(もうちょう)、結腸(けっちょう)、直腸(ちょくちょう)に分けられます。テキサスA&M コマース大学院(テキサス)大腸がんは、大腸(結腸・直腸・肛門)に発生するがんです。便が長い間貯留しているS状結腸と直腸にがんができやすいといわれています。大腸がんにかかる方は増加傾向にあり、がんによる死亡数でも胃がんを抜いて第2位になりました。特に50歳を過ぎると大腸がんになるリスクが高まります。折原優香日本人とアメリカ人の体の作りの違いこんにちは、Texas A&M University-Commerceの大学院生、折原優香です。テキサス州ダラスに留学しており、この夏はインターンシップでヒューストンに滞在しております。ヒューストンはシーフードや湿気、美術館、NASAで有名です。テキサスを訪れた際は、ヒューストンにも足を運んでみてください。トピック決めの理由 現在、私は健康の自己管理をしております。なぜなら、生きていくうえで健康管理がとても大切だからです。健康でないと、衣食住もままならず、マズローの欲の1段:(生理的欲求)さえも満たせません。健康がなければ、仕事をする、おいしいご飯を食べる、友人と会話をする、旅行、運動もできません。健康管理は人それぞれ異なります。なお、私は自分の健康と向き合って、より自分のことを理解しながら健康管理を継続してきたいと思います。また、日本食で育った私の体がどのようにアメリカ食に柔軟に応用していくのかを楽しみながら、学んでおります。こちらのトピックを選ばさせてもらいました。 日本人の腸と欧米人の大腸の違い 食べ物を消化する大きな器官である腸は人種によって大きく異なります。日本人の腸は154.7cm(欧米人の大腸158.2cm)で、4cm短いです。日本人群650名とアメリカ人群650名の合計1,300名を対象とした。性別・年齢は日本人群では男性329名、女性321名、平均年齢59.6歳、アメリカ人群では男性315名、女性335名、平均年齢58.9歳であった。両対象群の平均年齢および性別の構成に差はあまりなかったが、アフリカ人の平均年齢は他より若いものの、統計学的に平均年齢に差はなかったとしている。全大腸の長さはアフリカ人で有意に長く、S状結腸と直腸を合計した長さの平均もアフリカ人が61cmであるのに対し、インド人、白人はそれぞれ41cm、44cmであり、アフリカ人が有意に長いです。America
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