7 こんにちは!現在、夏季休暇でシアトルから日本に帰国中の西山七海です。花火を見て改めて感じる夏の盛り。皆さんはこの暑い夏をどうお過ごしですか?私は、キッズキャンプで子供達と夏を満喫しています。なので、私の肌はすでにこんがりに…! また、近年、コミュニティ 米国メリーランド州の都市・ボルチモア。そこでは、人種間のヘルスケアアクセスの平等化を目指すプログラムである、ご近所看護が広がっている。ご近所看護は、人々の予防、健康増進に重点が置かれている。•看護師やコミュニティワーカーが個別訪問を行うこと。誕生から死まで、予防から疾病管理まで、すべての人が、その人にとって最も重要なことに耳を傾けてくれる、思いやりのある人を身近にアクセスできること。•特殊チームは全人的なケアをその場で提供し、重要な治療や社会につなげるための複数の戦略、能力、スキルを持つこと。•すべての居住者は、希望すれば、直接訪問を受け、個々の必要性に応じて、遠隔医療訪問や追加の直接訪問ができるよう、医療チームとデジタル接続されること。•複数の慢性疾患を持つ入居者、幼い子供、その他リスクの高い入居者は、希望に応じてより頻繁な訪問を受けることなどと、ご近所看護の魅力はたくさんだ。アメリカで広がるご近所看護ウィルダネス アウェアネス スクールに恩恵を受けることが多く、この夏も今いるコミュニティにたくさんのものをもらい、ありがたみをしみじみと感じています。今回は、そんなコミュニティベースの医療について紹介していきたいと思います。コミュニティの全ての人が上記に挙げたサービスにアクセスできることによって、乳幼児死亡率の低下、早死率の低下、予防接種率の向上、うつ病や不安の軽減などの効果が期待されている。 何十年にもわたる差別的な住宅政策によって不利な立場に置かれた黒人が多く住む地域、ジョンストン・スクエアから始まったこの政策。ジョンズ・ホプキンス大学看護学部長で、この企画リーダーであるサラ・ザントン氏はこう発言する。「病気であろうと、健康であろうと、金持ちであろうと、貧乏人であろうと、若者であろうと、老人であろうと、保険に加入していようがいまいが、これはみんなのための政策だ」と。広がる! コミュニティでのご近所看護西山 七海
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