THE NEWZ Vol.25 日本語
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 ADHDの治療には、アメリカでも同様に、行動療法と薬物療法が含まれています。 ADHD に対する薬物療法と行動療法の推奨は年齢によって異なり、 6歳未満の子供の場合、第一選択の治療として行動療法が推奨されます。米国小児科学会 (AAP) は、6 歳以上の子供に対して、可能な場合は行動療法と投薬を併用することを推奨しています。メチルフェニデートやアンフェタミンを含む製品などの刺激的な薬は、通常、ADHD の治療に最も一般的に使用される薬ですが、他の薬も処方される場合があります。これらは、神経伝達物質と呼ばれる脳内の化学物質のレベルを増加させ、バランスを整えるものです。ADHD の治療に使用される他の薬剤には、非刺激性アトモキセチンやブプロピオンなどの特定の抗うつ薬などがあり、これらは上記にあげた二つの刺激的な薬ほど効果はありませんが、健康上の問題があって摂取できない場合、良い選択肢となり得ます。 大人の ADHD の治療には、通常、投薬、教育、スキルトレーニング、心理カウンセリングなどが行われています。多くの場合において、これらの方法を組み合わせることが最も効果的な治療法となります。これらの治療法は、ADHD の症状の多くを制御するのには役立ちますが、ADHD を完全に治すということは難しいと言われています。 成人の ADHD のカウンセリングには通常、心理カウンセリング (心理療法)、ADHD に関する教育などが含まれます。ADHD に対する一般的な心理療法には次のようなものがあります。・認知行動療法。この構造化されたカウンセリングでは、自分の行動を管理し、ネガティブな思考パターンをポジティブな思考パターンに変えるための具体的なスキルを学びます。学校、仕事、人間関係の問題などの人生の課題や、うつ病や薬物乱用などのその他の精神的健康状態に対処するのに役立ちます。・結婚相談所 / 家族療法。この治療法は、あなたの愛する人が、ADHD とともに生きるストレスに対処し、助けるたために何ができるかを理解するのに役立ちます。このタイプの相談は、コミュニケーションと問題解決のスキルを向上させることができます。アメリカでADHDを持つ子どもへの治療 薬での治療について ADHDを持つ大人への治療は? 心理カウンセリング12

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