5 ルーマニア担当の羽角です。日本に帰ってきてはや数ヶ月が経過しましたが、日本食のおいしさを改めて実感しています。いつか世界中どこでも日本食が食べられるような環境になったらいいなぁと感じるこの頃です。さて、今回はそんな「食」に関連する話題についてレポートさせていただきます。皆さんは、普段の食事で塩分量を気にしたことはありますか?「なんとなく考えたことあるけど・・・」こういった方が多数かと思います。そんな「なんとなく」の意識が、私たちの健康に直結しているため、このレポートで塩分量について詳しく説明するとともに、ルーマニアと日本の食生活を比較してみましょう。 皆さんは、普段どのような食事を意識されていますか?おそらくほとんどの方(特にこのレポートを読んでくださっている大学生)はあまり健康などを意識せずに好きなものを食べる人が多いと思います。僕もその一人です。自炊もほとんどと言っていいほどしません。基本的に袋麺か冷凍食品で食事が完結してしまっています。しかしそういった食事はいうまでもなく体にとって悪影響です。塩分を摂りすぎてしまうと、高血圧や腎臓病、喉の渇きや動脈硬化症のリスクがあります。年齢を重ねるにつれてリスクが高まっては行きますが、若年層の人にリスクが全くないと言うわけではないので、若い頃からの食生活への意識が重要になってくるでしょう。 WHO に よ る と、 世 界 標 準 の 塩 分 摂 取 目 標 量 は 1 日 あた り 5.0g 未 満 で あ り、 厚 生 労 働 省 が 目 標 と 定 め て い る のは 6.5g 未 満 で す。 し か し な が ら 現 状、 日 本 人 の 平 均 塩 分摂 取 量 は 約 9g と オ ー バ ー し て い る の が 現 状 で す。 こ れ は日 本 の 食 文 化 の 豊 か さ が 関 係 し て い る と 言 え る で し ょ う。 日本には味のバリエーションを出すための素晴らしい調味料がたくさんあります。しかし、その調味料たちが原因で塩分の過剰摂取につながっているとしたらどうでしょう?醤油や ポ ン 酢 等 を 大 さ じ 1、 つ ま り 15g 足 し た 場 合、 図 に 表 示されている塩分量が含まれます。この中にある調味料を二種類、大さじ1ずつ朝昼夕の食事で使うと、目標値を大幅にオーバーしてしまうのは想像にたやすいでしょう。日本食のおいしさの秘訣の一つである調味料の多様性が、健康という側面から見ると塩分過多という弱点になってしまっているのです。 加えて日本には、多種多様な味わいの食べ物があります。カツ丼やラーメンには1食で 1 日分の塩分量が含まれており、私のような大学生はもちろんこれだけで足りるわけがないので追加で餃子を食べたり、味噌汁を飲んだりしてしまいます。言うまでもなく、これは塩分の取りすぎです。自分の満足する食生活と、身体に良い食生活は全くの別物だと言うことがご理解いただけたかと思います。羽角 恭一ブ カ レ ス ト 大 学 ( ル ー マ ニ ア ) はじめに 日本の食生活からみる塩分量ルーマニアと日本の食生活から考察する塩分摂取量による健康被害について
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